長野TNR一斉手術報告!

  10, 2016 00:20
昨日6/8(水)、長野TNR一斉手術が無事行われました。

主催者は、前回の記事でもご紹介したとおり、
わたくしgreenが所属する団体

ちばわん

かの有名な中谷百里さんが代表を務める



そして、
地元長野からは、

長野市内の動物愛護団体
こちら肉球クラブ』さんおよび
ねこのいのちをつなぐ会』さんの有志メンバー

他にも、
北信地域在住のボランティアさんや
我が家のねこの里親様など、なんと総勢25名前後の方々が
お手伝いにお集まりくださいました。



朝9時

手術のための仮設診療所として、ご自宅の一角をお貸しくださった
飯山市のIさん宅へ到着
(道に迷ってぎりぎりの到着になってしまいました…💦)


部屋の中にお邪魔すると、
既にお手伝いにお越しくださった、長野のボランティアさん方や

手術を執刀くださる
山口獣医科病院』院長の山口先生をはじめとした
主催者メンバーが、ビニールシートを床に敷き詰め、手術台の設置等、
てきぱきと準備を始めてらっしゃいました。

そしてあれよあれよという間にオペがスタート!

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連れてこられた手術対象のねこたちは、
まず受付担当のお手伝いさんによって

準備していた札に飼い主(餌やりさん、もしくは捕獲したボランティア)の
名前と地域、毛色などを簡単に転記し、通し番号を振られていきます。

受付を済ませたねこはまず、
獣医師により、ケージや捕獲器越しに、安定剤と麻酔を打たれます。

麻酔が効いたのを確認すると、ねこたちは入れ物から出され、
ペットシーツに寝かされます。

その後お手伝いさんが
ねこの腕に、ケージにつけた内容と同様の記載がある
個体識別用の札を付け、メスはお腹周り、オスは睾丸部分の毛刈りを行います。

DSC01672.jpg

毛刈りが済んだ子から順次、手術台に移されます。

DSC01668.jpg

手術室内でのお手伝いは、
ながの動物福祉協会さんでお手伝いをされている
ボランティアメンバーが中心となり、

少数精鋭で、てきぱきと作業を行ってくださったため、
ほぼまかせっきりになってしまいました💦

DSC01671.jpg

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先生たちのスピード感、そして張り詰めた雰囲気は
初めて見る者たちには、圧倒されるばかりで…

さすがは年間数千頭のオペをこなす大先生方だと痛感しました💦

DSC01685.jpg

↑写真手前の方が、かの有名な山口武雄先生です。

DSC01686.jpg

↑この子は、

付近に動物病院などない
とある山奥に住む、ご高齢の方が飼っている猫で、

オペは既に済ませてあるものの、
最近手の先がただれ、血や膿が出ている様子とのこと。

そこでお手伝いボランティアさんが、捕獲対象のねこ共々、
遥々遠方まで車を出して連れてきてくれたねこでした。

原因は『やけど』との診断。

日に照らされ、熱くなったアスファルトの上を歩いたことで、
やけどをしたのでは…?と言われましたが、

どうやら飼い主のおばあちゃんいわく、
天ぷら油に手を突っ込んだのが原因ではないか…と( ;∀;)

ご高齢の方ですとついウッカリと、ねこにとって危険なものも
そのまま出しっぱなしなどしてしまいがちですが、

大切な家族を、不注意によってケガや事故に遭わせないよう、
くれぐれもご注意頂きたいものです…




残念ながら、既に身ごもっていたメスねこの
堕胎手術もありました…

DSC01674.jpg

取り出された小さな命は、
ペットシーツに丁寧に包まれ、母猫と共に持ち帰って頂き、
母猫が生まれ育った土地に、面倒をみている方によって
埋葬して頂きました。

greenは、2年前に松本で行った一斉手術の際にも、堕胎された胎児を
運ぶ機会はありましたが、何度経験しても
あの命の重さと感触は、いつまでも手の中に残り、忘れられないものです。


堕胎については、賛否両論あることと思いますが、
保護してくれる手が足りない限り、
不幸な外猫がまた増えてしまうことになるのです。

先生方も、主催メンバーも、我々お手伝いも、当然のことながら、
出来ることなら、こんなことはしたくないのです。

心の中で、沢山の『ごめんなさい』を唱えながら、
ねこの運搬ボランティアさんに託しました。




野良猫の一生を、『自由気ままでいいじゃない』とか
『それがねこの自然の姿』だなんていう人もいますが、

野良猫の一生は短く

交通事故に遭ったり、カラスに襲われたり、心無い人からの虐待に遭ったりと、
常に危険と隣り合わせであり、

未去勢の雄猫は、テリトリー争いにより、常に体中に傷を負い

ケガをしても、病気になっても病院へ連れて行って貰えることもなく
あっという間に衰弱して、苦しみながら命を落とし…

ごはんをくれる人がいなければ、食べるものがなくて
枯葉を食べていた…というねこの話も聞いたことがあります。

暑い夏や寒い冬、過酷な気候の中でも外で生き抜かなくてはならない
そんな彼らの生活は、それでも幸せ、
それが本望なのだと言い切れるでしょうか?


避妊去勢に難色を示す人たちに、是非もっともっと
外猫の過酷な生活を知って、
そして手術する意味をしっかりと理解して頂きたいと思います。



かくして、
20頭弱のねこたちに、避妊去勢手術、ワクチン接種、ノミダニ駆除を行い、
耳先カットを施して、長野TNR一斉手術は無事終了しました。

お昼は、我が家の卒にゃん『ひまり改めすぅ』ちゃんの里親様が
豚汁とおにぎり、お新香など、皆が十分お腹いっぱいになるくらいの
量を、なんとたったお一人で作ってきてくださり

また、場所を提供くださったIさんも、お茶菓子や畑で採れたお野菜、
ハーブティなどふるまってくださり、
我々の労をねぎらってくださいました。

お陰様で、皆でわいわい楽しいひと時を過ごすことができました!

本当にありがとうございました!
(ちなみにうちの旦那は、豚汁をなんと5杯も頂いたそうです^_^;)



皆さんが一生懸命動いてくださったにも関わらず、

greenときたら、一部始終アタフタモードで、
お手伝いの皆さまには、多大にご迷惑をおかけしましたが、

皆さん自身が、やるべきことを見つけては、
黙々と作業をこなしてくださったおかげで、

和やかに、とても有意義な時間を共有させて頂くことが出来ました!


そして

何日も前から、餌やりさんを説得したり、
捕獲器をかき集めては、前夜から捕獲の準備をしてくれた方々

捕獲対象のねこがなかなか捕まらず、何時間も粘ってくださった方々

車を出して、ねこたちの運搬をしてくださった方々

本当にありがとうございました!

記念撮影(縮小サイズ)
※右上のボラさんは、たまたまこのとき席をはずしていたので、
ご本人のご要望通り、合成させていただいちゃいましたw

記念撮影(縮小サイズ2)
(大きいサイズで記念写真が欲しいボラさん、メールくださればお送りします!
そして、こちらの写真をご自身のブログ等でもお使い頂いて構いませんよ~)


この活動は、主催者である
ちばわんとみなしごさん無くしては、行うことはできないことですが、
同時に地元の方々の協力なくしては、成功することなど到底できない活動です。

お手伝い頂きました皆様には
支えて頂き、本当に感謝するばかりです。

今後もまた、団体という垣根を超え、
皆が一つになって、不幸な犬猫を減らすための活動を行う機会が
もてたらいいなぁと思っています。

そのときは、また是非力を貸してくださいね!



そして、遥々長野までお越しくださった
ちばわん代表桂代さん、そしてみなしご代表中谷さん

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また是非よろしくお願いします!!!


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Comment 2

ももゆみ  

お疲れ様でした~

貴重な体験をさせて頂きました。
そして次回があるならば、もっと勉強して猫識別のプロになりたいと思っています(笑)
めちゃ疲れましたが心が満タンです!

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green  

Re: ももゆみさん

先日は本当にありがとうございました!

そうなんですよね~、めっちゃ疲れるんですけど、何か達成感のような、すがすがしい感情が沸いてきて、
それでどの地方の皆さんも、「また是非やってください!」って、リピートされるらしいんです(ちばわん代表談w)!

また次回開催する機会が得られたときは、是非よろしくお願いします(^^)/

ちなみに、ねこは毛色によってある程度性格があるんですよ♪(黒はひょうきん者が多い、キジトラは甘えん坊などなど)
それらと合わせて覚えると、きっと楽しくなると思います~!

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